2014
05.12

「愛しくて…」 ★

TA後エジリディSS第9弾、前回の「Before Her Period」の続きです。またしてもエロ有りです。ご注意下さいf^_^;






「愛しくて…」








「あぁ…やっぱり。調子悪いなぁと思ってたのよ…。」



声の主はトイレで俯くリディア。昨夜あたりからお腹が痛くなり始め、身体もしんどかった。今日はエッジが仕事で早朝から城を留守にしているため、頼まれている仕事がいくつかあったのだが、捗らず、痛みがひどくなりだしたので、トイレに行ったところ月のものが来ていたのだ。


(はぁ…仕事終わらせられるかなぁ。)




「しょうがないよね…。こんな事で弱音吐いてちゃ、エッジを困らせちゃうわ。」


そう言って、執務室に戻るリディア。


自分の椅子に座り、書類と向かいあう。しかし徐々に集中力はなくなり、文字を書こうとすると頭痛がしてくる。

(うーん…しんどい…。)

腹痛もひどくなり、顔色も悪くなっていく。

「奥方様、どこか具合でも悪いのですか?」

異変に気付いた家臣の1人がリディアに声をかける。

「い、いえ…大丈夫よ。」
「そ、そうですか…。先程から顔色が悪いなぁと思っていたもので。ご無理はなさらないで下さいね。」
「うん、ありがとう。」


(あぁ、エッジがいてくれたらなぁ…。)


気分転換にお茶を飲んだり、城内の回廊を歩いたりしてみるが、あまり効果がない。何とか午前中の仕事は終えたが、まだ午後も仕事がある。


昼食もあまり食べられず、午前の疲れからか、身体が重たくなってきた。


(はぁ…横になりたいなぁ。けどもう仕事始めなきゃ…。)


ひどくなる生理の症状と戦いながら、執務室へと歩く。


「うっ…。」


急に身体がずんと重たくなり、吐き気がしてきた。リディアはその場にうずくまってしまう。呼吸が浅くなって脈が速くなり、息が苦しい。はぁはぁと言いながら立ち上がろうとするが、身体が言うことを聞かない。


「はぁっ…エッジ…助けてぇっ…!」


そう言ってリディアは倒れこんでしまった。


そこを家老が通りかかった。


「奥方様!奥方様、大丈夫ですか!?…誰か!誰かおらぬか!」


イザヨイと数人の侍女達が現れ、リディアを寝室まで運ぶ。





数時間後―――





すっかり日が暮れたころ、寝室のベッドで休んでいたリディアはようやく回復し、身体を起こした。そこへイザヨイが現れる。


「奥方様、大事ありませぬか!?」
「うん、だいぶ良くなったわ。ありがとうね。」
「それは何よりでございます。…あの、奥方様…御家老がおめでたではないかと騒いでいらっしゃるのですが…。」

「!!違うの!あの…生理で…。」
「あ…そ、そうですか…。あれは辛いですものね…。」
「…ね。女にしか分からない辛さよね。今日はエッジがいなくて、家臣達にも言えなくって…。」
「お察し致します。…では、御家老への報告はいかが致しましょう?私がお伝えすることもできますが…。」

「うーん…大丈夫、私から直接言うわ。」
「承知致しました。では何かあれば私めをお呼び下さいませ。」
「ありがとう、イザヨイ。」

イザヨイが部屋を出た後、リディアはふーっと息を着く。



「おめでた、かぁ…。」




プロポーズされた時、エッジからは自分達の子供ができずとも、世継ぎはどうにでもなるから心配するなと言われていた。結婚した今でも、エッジがリディアにその事でプレッシャーをかけてくることはない。それどころか、とても大事にしてくれる。リディアはそんなエッジが愛しくてたまらない。


「エッジ…もうすぐ帰ってくるかなぁ。」



リディアがベッドから出ようとした時、寝室のドアが開く音がした。

「リディア~!!!」

仕事から帰ってきたエッジだった。家臣からリディアの事を聞き、すっ飛んで来たのだ。



「エッジ!おかえり!」
「おかえりじゃねーよ!お前が倒れたって聞いてこちとら心臓が止まるかと思ったんだぞ!!」
「あ…ごめんねエッジ。」

「謝らなくていいっての。で、一体どうしたんだ?」
「あ、その…生理で…。」
「そうか、今日来ちまったのか。」

「うん…。だからエッジに頼まれてた仕事、全部できてなくて…。」
「んなもん気にすんな。後は俺がやるからよ?」

「エッジ…ありがとう。」

リディアはたまらずエッジに抱きつく。愛する夫の腕の中は、とても落ち着くリディアの大好きな場所。ずっとこうしていたい―――と思っていたその時。


「お館様!!」
「!?」
「おおぅ、何だよじい!ノックぐらいしろよ!」


家老が寝室に入って来た。


「あぁっ、失礼致しました!…で、奥方様のお加減はいかがで?」
「うん、休んだおかげで良くなったわ。心配かけてごめんね。」

家老は胸を撫で下ろす。

「それを聞いて安堵いたしました。ところで、その…今後の安産の祈祷や腹帯などは…いかが致しましょう…?」

「!!!」
「はぁ?安産?何の話だ?」
「いや、何、その…奥方様が悪阻ではないかと…。」

「悪阻って…。じい、何を勘違いしてんだよ?」
「ち、違うのですか…?」
「…あぁ。月のもんで具合が悪かったんだよ。」


家老はそれを聞いてうなだれた。


「あぁ…ついにお世継ぎができたかと思うたのに。これは大変失礼致しました…。」


家老が寝室を後にする。エッジはため息しか出ない。


「ったく…じいは世継ぎ世継ぎってうるせえんだよ…。」
「…エッジ、私…」


リディアが何か言おうとしたが、エッジが遮る。

「リディア、気にしなくていいんだからな。」
「え…?」

「世継ぎのことだよ。じいみたいにあんな事をいう奴もいるけど、何も気にする事はねぇぞ?プレッシャーかけてくるような事を言う奴がいたら、俺に言え。何とかしてやるから。」


エッジの優しい言葉にリディアは胸が熱くなる。


「うん…ありがとうエッジ。…大好きよ。」


それを聞いたエッジは顔が赤くなり、普段は精悍な顔立ちの口元が緩んで何ともマヌケな顔になる。


「あぁ…リディア、愛してるぜ。」
「うふふ。」

2人は再び抱き合い、口づけを交わす。







その夜、執務を手早く終わらせ、風呂から上がったエッジは、寝室へと急ぐ。


「リディア。」
「ん…エッジ。お風呂早かったわね。」


リディアは先にシャワーだけ浴びて、寝室のベッドに腰掛け、休息していた。


「調子はどうだ?腹痛てぇか?」
「うん…。腰の辺りも痛いな。」
「そうか。」

そう言ってエッジはリディアの隣に座って腰を抱いてやり、リディアの下腹部を優しく撫で始めた。

「エッジ…。」
「冷えると良くねぇんだろ?ちゃんとあっためねぇと。」
「うん…。あったかくて、気持ちいい。」

エッジのおかげで、心も身体もぽかぽかしてくる。ほっこりとしたリディアは、エッジの肩に寄りかかって甘える。


「…っとに、お前は可愛いやつだよなぁ。んなことしたら、とって食っちまうぞ?」
「うふふ。」

エッジはリディアの頬にキスした。


(エッジ…優しいなぁ。結婚してからも、結局いつもしてもらってばっかり…。)


リディアはエッジと結婚し、彼のために何かしたい、10年以上も自分が甘えた分、これからは甘えてもらいたいと思っていた。だが現実はエッジに頼ってばかり。エッジはリディアに甘えてもらうのはこの上なく嬉しかったが、リディアは何とかしてお返しがしたい。


(今日は生理でできないし…。代わりの方法でも、エッジは喜ぶかな?)


リディアは恥ずかしいと思いながらも話を切り出す。


「エッジ…。」
「あ?」
「ごめんね、今日…なっちゃったし、その…エッジがいっぱい優しくしてくれてるのに、何もできなくて…。」

エッジはくっと笑いを堪える。

「謝るとこじゃねぇだろ。それより、今日は早く寝た方がいいんじゃねぇか?」

「…エッジ、疲れてる?」
「いや、俺は平気だけどよ…。お前はゆっくり寝た方がいいかなと思って。」


(うーん…。聞いてみるのは別に構わないよね?)


「あのね…私、エッジにしてあげたいことがあるの!その…あの…。」

「ん?何してくれるんだ?お礼のチューか?」
「そ、それもなんだけど…えっと…。」
「ん?何だよ?」



「…いつもとは違う方法なんだけど、エッジを気持ち良くしてあげたいの。」


「うん…んっ??」


エッジはリディアの言ったことがすぐに理解できなかった…いや、都合のいいように解釈していいものか判断がつかなかった。



(それって…もしかして…あれか!?リディアがしてくれるのか?いやいや、待てよ。俺が勘違いしてる?)



大いなる期待と疑惑を抱いたエッジは、リディアを見てどう返せばいいのかしばし悩んでみた。



「えーっと…リディア、それってもしかして…。」

リディアは頬を赤らめて、エッジを見つめる。

「…ダメ?」
「いや、あの…お前が言ってるのって…その…こ、ここで…?」

エッジはリディアの唇に軽く指を当てた。

「うん…。今までしたことないから、上手くできるか分からないんだけど、ほとんどの男の人は嫌がらないって言うし…。」



(間違いねぇ…!!!)




切れ長の目を大きく見開いたエッジの下半身が疼き出した。幾度となく身を重ねてきたが、エッジはリディアが嫌がると思い、それをしてくれと頼んだことがなかったのだ。


「リディア…ほ、本当にしてくれるのか…?」
「うん。エッジは嫌じゃないの?」
「全っ然嫌じゃねーぞ!」


「よかった…。じゃあ、あの…。」

そう言ってリディアはエッジのズボンの端をきゅっと掴む。


「お、おぅ!ちょっと待ってくれ。」


そう言うとエッジは立ち上がり、腰の紐を外し、寝間着のズボンを脱ぐ。そして下着も脱ごうとすると…


「あ、待って。…脱がせてあげる。」


(マ、マジかよ…!?)


リディアの一言はエッジにしたら大興奮ものだったが、あくまで平静を装う。


「そ、そうか?なら頼む…。」


リディアはエッジの下着に手をかけ、脱がせ始める。すると先程からそそり立っているエッジのモノが引っかかる。

「やだ…エッジったら。」

そう言ってふっと微笑むリディアの顔は、艶かしい女のものだった。引っかかった部分を外して下着をするすると下ろす。


(そんなエロい顔…勘弁してくれよ…。)


そそり立つエッジのモノは、今にも破裂しそうなほど膨らんでいる。エッジがベッドの真ん中に座り、膝を立てて脚を開くと、リディアがそこに入り込んで来た。

「じゃあ、エッジ…痛かったりしたら言ってね?」
「あぁ…。」

リディアの顔が自分のモノに近付いて来て、エッジは心臓が飛び出そうになる。するとリディアの唇がそっと先端部分に触れる。


ちゅっ、ちゅっ…


(おおおおおお…!!!)


小鳥のようなキスに、エッジはゾクゾクとした。


ちゅっちゅっ、ぺろっ、ぺろぺろっ……


「あぁ…。」

リディアは先端部分にキスをして、括れた部分を舐めた。エッジは思わず声を出す。


(リディアがこんな事してくれるなんて…。)


愛しい妻が、自分の股ぐらに顔を埋めて脚の間にあるモノを舐めている。エッジはそんなリディアが愛おしくて、髪を優しく撫でてやった。するとリディアが舐めながらちらりと上目遣いでエッジを見る。その姿がいやらしくて、エッジはますます興奮した。


(こ、こいつ…エロい!!)


リディアは先端を大きなキャンディを舐めるように口に含んだり、裏側の筋に沿って根元から括れに舌を這わせたり、横から咥えたりと、多彩な方法でエッジを慈しむ。ぎこちないが、それが逆にエッジを興奮させた。


「あぁ、リディア…すげー気持ちいいぜ…。」
「本当?嬉しいな。」
「口だけじゃなくて、手も使ってくれたら、もっと気持ち良くなれるんだけどよ…。」
「え~?どうやるの?」
「こうやって、手で握って上下にしごきながら先っぽ舐めたり、吸い上げてくれよ。」
「んー…やってみる。」


リディアはエッジに教えられた通り、手でエッジのモノを握ってしごき、先端を口に含み、そこを舌でつついたり吸い上げたりする。


「くはぁ…リディア、すんげーいいぜ…。」


(エッジが喜んでくれてる。嬉しい…。)


普段は自分が喘ぎ声を発するばかりで、エッジがこんなに気持ちいいと声を出すことはあまりないため、リディアはエッジを気持ち良くしてあげているのが嬉しかった。リディアは一心不乱にエッジのモノを慈しみ続ける。



ちゅぱっ、ちゅぱちゅぱ…



リディアはしごくスピードを上げて先端部分を口に含んでは出したりして、さらに強く吸い上げる。

「うっ…。」

エッジは快感のあまり、気を抜くと思いっきり発射してしまいそうになった。

「エッジ、痛いの?ごめんね。」
「いや、違うんだ。あまりに気持ち良くって。もっとしてくれよ…。」
「うん…。」

リディアは再びエッジの足の間に顔を埋め、ちゅぱちゅぱと音を立てる。

(くぅっ…たまんねぇ…。)


ついにエッジの身体の奥から熱いものが湧き上がってきた。エッジはそのまま絶頂へと昇りつめて行く。

「あっ…リディア…出るぞっ!」
「んっ!?」

エッジは思わず、先端を口に含んでいるリディアの頭を手で両脇から押さえた。

「そのまま先っぽ口に入れててくれっ…!くぁっ…!!!」


エッジは軽く痙攣しながら、何度も生暖かいものをリディアの口腔内に放出した。


(ん~、変わった味…。)


「はぁ…すげぇ気持ち良かったぁ…。ほれリディア、これに口の中のもん出せよ。」


放出し終わったエッジはそう言って、ティッシュを数枚リディアに取ってやった。するとリディアの喉がゴクリと動く。


「!リディア、お前…!」
「…飲んじゃった。」
「あ…そ、そうか…はは…。」

エッジが苦笑しながら自分の下着を取ろうとすると…

「あ、エッジ待って。」

そう言うとリディアはまたエッジの股ぐらに顔を埋めて、萎みつつあるエッジのモノをしごきながら先端を吸い上げ、じゅるっとその内部に残る精を抜いた。

「ぬおっ…!あぁ…!」


リディアの行為で、エッジは腰の力が抜けた。


「はぁっ…エッジ、気持ち良かった?」
「あぁ、めちゃくちゃ気持ち良かったぜ。お前がまさかこんな事してくれるなんてなぁ…。」
「良かったぁ~!」

笑顔になるリディア。下着とズボンを履いたエッジがリディアを抱き寄せる。

「ったく、どこでこんな技を身に付けて来たんだか…。お前も好きなんだなぁ。」
「別に好きなわけじゃないわよ。ただエッジに喜んでほしかっただけだもん。」
「いやぁ、こんなにお前がエロいとはなぁ。これからは淫乱王妃と呼ばせてもらおうか。」
「淫乱じゃないもん!そんな事言ったらもうしてあげないから!」
「何だよ~、そんな事言わずにこれからもしてくれよ。」
「このエロ忍者!」

リディアがエッジを腕で叩こうすると、エッジはひょいっとリディアの腕を掴み、リディアに口づけした。


(ん~!!悔しいけど気持ちいい…。)


エッジが唇を離すと、リディアは唇をへの字に結び、不機嫌そうにエッジを見つめていた。するとその顔をじっと見ていたエッジがプッと吹き出した。


「何よぉ。」
「いや、可愛いなぁと思って。」


(もう…何やってもこうやって片付けられちゃう。)


笑顔で見つめられたリディアはだんだん恥ずかしくなり、頬をぽっと赤らめて少し下を向いた。

「こっち見ろよ。…お前の可愛い顔、見せてくれ。」

エッジに少し低めの声で囁かれ、リディアはドキドキした。目線を上げると、そこには自分をじっと見つめるエッジ。彼の深い目の色は、リディアの華奢な身体も心も、全て吸い込んでしまいそうだった。


「リディア、俺を見てくれ。…俺だけを見てくれ。」


さりげないエッジの言葉に、リディアの胸は高鳴るばかり。リディアがじっとエッジを見つめていると…



ちゅっ。

(あぁ…。)


柔らかくって、温かいエッジの唇。甘くて優しい口づけに、リディアは身体が蕩けそうだった。



このまま離さないで―――




リディアは自然にエッジの背中に腕を回してしがみつく。エッジはリディアのお腹や腰を温めてやろうと、自分のお腹をリディアのそれにぴったりと密着させ、腰を優しく撫でた。彼の心地よい体温と鼓動を感じ、リディアは生理の痛みなどもう感じなかった。





この人となら、何があっても大丈夫―――





そんな安心感がリディアの中に過った。


しばし抱き合った後、エッジはリディアの髪を撫でてやり、優しく微笑んだ。リディアもにっこり微笑むと、2人の唇は再び自然に重なった。すると仕事の疲れと事後の疲労感が重なり、急に睡魔がエッジを襲ってきた。


「あぁ、やべぇ…眠い…もう寝るか?」
「うん!」


布団に入った後も、エッジはリディアの腰周りを撫でていた。


「エッジ、ありがとう。もう痛くないよ…。」
「そうか、そりゃ良かった。」


(リディア、次もしてくれっかな…。)
(エッジ、来月も優しくしてくれたらいいな…。)



リディアの髪を撫でながら、彼女のおでこにちゅっとするエッジ。お互いに次回への期待を膨らませながら布団の中で温め合い、エブラーナ国王夫妻は夢の世界へと落ちていった。






―完―

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